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南会津 天領の里“かいなり”
  塩原温泉をすぎ、峠を越え、野岩鉄道側に降りて会津田島方面に北上、更に湯ノ花温泉・木賊温泉・古町温泉の前をすぎて、奥会津へ至る・・・・、これは当研究所のスーパーゴールデンルートのひとつですが、この途中に「天領の里・かいなり」があります。塩原温泉からだとちょうど野岩鉄道の上三依塩原駅前で合流する国道121号が次に進むべき国道352号とぶつかる時、野岩鉄道の線路の下を通りますが、このとき進行右手に”かいなり”が左手に「会津ラーメン」があります。ちなみにこの会津ラーメンも手打ち麺を使用した大変良心的なラーメン屋さんでいつも人でいっぱいです。当研究所はここを食事時に通過するとどちらに入ろうか迷います。
  さて、かいなりですが、ここは「温かいおそば」がおいしいお店です。いろいろ試してみましたが、ざるそば系はおつゆとの相性がもう一つ?で、せっかく食べるなら、あたたかいおそばを試してみてください。おそらく、つゆと麺は皆一緒だと思いますので、天ぷらそばなどほかのものもみなおいしいと思います。麺はいかにも手打ちらしく、太さがまちまちのもので、所々にそばのがらがつぶつぶと入った細麺です。麺のそばの香りと柔らかい鰹の香りが非常にバランスよくマッチしていてとにかくおいしいです。また、ここの「大盛り」は300円増しとやや料金がかかりますが、その分本当に思いきり大盛りになっていて、そばにありがちな「おいしいけど腹八分目かなあ?」という不満を感じることは少ないと思います。”そばだけで満腹になる”という希有なお店です。


キノコそば大盛り。

 1150円。

  麺は細く、やや柔らかく、でものびているというわけでありません。
  大盛り用のどんぶりは並盛りのものと明らかに大きさが違い、平たく直径が大きくなります。
  きのこはすべて山でとれたそのままの雰囲気のもので、どれも柔らかくおつゆで煮込んでいる雰囲気です。









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