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櫛引温泉 ゆ〜town
  櫛引温泉はかつての合併前の「山形県櫛引町」にありました。現在は住所が変わって「鶴岡市」となっています。櫛引温泉は旧櫛引町の公社経営のいわゆる「公営の温泉」です。櫛引町の悲願ともいえる源泉掘削によりオレンジ色の夕日の様な塩味濃い源泉を掘り当て現在にいたっています。基本的に山形県の海沿いのラインにはここ櫛引温泉の様な「強塩泉」と呼ばれる海水の様に塩辛い源泉を持つ施設が多く、外観はただのセンター系の公衆浴場に見えても中は「シブイ個性泉」といううれしい誤算にあうことが多いです。
  櫛引温泉はさすがに公営の温泉と言うことで中は贅沢におごられた施設です。基本2階建ての建物ですが、このそれぞれに「無加工の温泉」と「濾過した温泉」を引き、好みで選べるようになっています。当然無加工とは源泉掛け流しの意味で、一階に下の画像のような「鉄分と塩味の濃い」湯が満たされ、二階は鉄分を濾過し、塩味のみが残るいわゆる白湯が注がれます。そのほか、ジャグジー・サウナなど一日のんびりするのにふさわしい設備がいろいろ備わっています。公共交通機関利用の方はJR鶴岡駅からお得な送迎パックもあり、朝10時頃バスで出て午後3時頃駅に戻るというようなタイムテーブルで総額1300円という安さです。食事は館内で別料金でとることができます。


2003年9月訪問しました。
  これは一階の源泉そのままの湯船の画像です。   夜の締めにここを選んでしまい、人でごった返していました。


  駐車場はかなり広く、止めやすいです。   公営の温泉としてはかなりのハイレベルと感じました。



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