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赤湯温泉 | ||
赤湯温泉は米沢と山形の丁度中間地点の南陽市にある温泉です。国道13号に沿って広がる温泉地は交差する国道113号との間に囲まれる様に存在します。こちらには実は江戸時代から続く由緒正しい旅館や湯屋があり、現在公園となっている烏帽子山公園も実は昔のお城です。ここ赤湯温泉はかの『上杉氏』にゆかりの湯で烏帽子山公園の麓にはその名も『上杉の御湯 御殿守』という旅館があります。 | ||
そんな歴史のある赤湯温泉ですがここには5軒もの極上の公衆浴場があります。皆生活にとけ込み観光とは無縁の浴場ばかりです。全ての公衆浴場が100円で入浴でき、早朝から晩まで地元の方を受け入れています。その湯は軽〜く硫黄臭のするあつあつ湯で掛け流し量もたっぷり、どの浴場に行っても同じ感想をもてることと思います。 | ||
※赤湯温泉では公衆浴場の整理が行われたようです。
下記の5軒の内何軒かは営業を休止している可能性があります。
(2009.08.11)
赤湯温泉の歩き方 | ||
赤湯温泉の公衆浴場の内、『あずま湯』と『とわの湯』には浴場前にPがあり、普通車ならば何の問題もなくP可能です。烏帽子湯は住宅街の中に埋もれていて、ここを車に乗ったまま探すのはかなり難しいと思います。(探し当てれば、Pはあります)丹波の湯と大湯にはPはありません。基本的に烏帽子山公園は当研究所お勧めのP泊場所でもあります。山の上で静かにP出来る上、基本的にトラックなどは来る可能性がなく、公園の階段を下りればすぐ丹波の湯があり、朝6時半頃から湯に入れます。そこから湯上がりに国道13号方面を目指してほんのわずか歩けば、有名な旅館やお城には付き物の湧水(籠城には欠かせないものだったそうです)などがあり、そこを通過して散歩すればすぐに大湯に着きます。烏帽子山公園自体も散歩の場所には事欠きませんし、ここに車を置いて歩くのが良いです。 | ||
温泉街の風景 | |
ここが湧水『上杉の清水』です。お城には食料よりも水が大切だったと聞きます。 |
共同湯 | |
大湯 | 赤湯のシンボル的存在の旅館「御殿守」。その隣にある小さな公衆浴場です。小さな四角い湯船は卵味温泉と相まって何となく人を惹きつけます。 6時〜22時。100円。(但し12時から14時まで中断)5軒共通。 |
丹波湯 | 温泉街中心、烏帽子山の急な階段の横にある公衆浴場。P泊利用時に大変便利。 |
あずま湯 | 一般的な利用の場合最も便利でお勧めの温泉。旧道の国道13号と113号の交差点にあり、見つけやすくPもしやすい温泉の割には他と同じく100円で、しかも湯の質も湯量もなんら劣るものではありません。 |
とわの湯 | あずま湯から更に113号を長井方面に進むと概ね3〜400bでとわの湯にさしかかります。あずま湯と同じくらい便利でここも良いです。 |
えぼし湯 | 駅からも中心街からも国道からも一番離れた、住宅街の中にある生活温泉。ぐるぐるぐる歩き回ってようやく見つけました。変形の椎茸みたいな形の湯船にはびしっと熱い湯が注がれます。 |
大湯 | |
名言ですね。冷たいコーラ一本より汗を流してさっぱりする方がなんぼか気持ちよく、後々まで長続きするという含蓄のあるお言葉です。 | |
ここの湯船はわかりやすい正方形のタイルです。 | |
大湯はアル意味一番こじんまりしている浴場かも知れません。たいがいどこの温泉地でも大湯といったら立派なのですが。ここは意外な展開です。 |
丹波湯 |
烏帽子山公園から徒歩2〜3分。あっという間の丹波湯です。 | |
こちらも100円です。 | |
こちら晩秋の寒い朝に1〜2度訪問しているのですが、こんな曇った画像しかありませんでした。 |
あずま湯 |
国道が交わる大動脈にぽつんと立っている公衆浴場。 | |
ここはいいです。 | |
見よ。平成17年8月26日現在。未だに100円温泉でした。 | |
いいなあ。 |
湯は常にオーバーフローしています。卵臭がぷ〜んとしてのんびり出来ます。 | |
おもしろい湯口です。 | |
美しい。 | |
とわの湯 |
とわの湯は国道113号に面し、かなりの交通量があります。 | |
こういう画像しかないと何となく悲しくなります。この日は確か3月でした。 | |
う〜む。 |
えぼしの湯 |
えぼしの湯外観からは小学校の体育館のようなえぼしの湯。 | |
中は他の4つに比べ一番クラシックというか木造で、年代を感じる物です。 ここもびしっと熱い湯がたっぷりです。 |
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