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高岡保養所・まんよう荘 | ||
富山県高岡市には個性的な温泉がたくさんあるが、このまんよう荘もそうした個性泉の1つだ。まずこの温泉、登録してある源泉名が上記の名前なので、基本温泉地名としての「???温泉」という名称はあまり一般的でないようである。(だから当研究所も記さなかった)。 | ||
この温泉、名前の通り、企業の保養所に温泉を入れてあるのだが、公衆浴場として一定時間開放されており、誰でも入浴させてもらえる。湯は「冷鉱泉加熱」のようであるが、必要ならば冷源泉を蛇口から投入でき、おまけに加熱されている湯船からも「塩素臭」は全くしないので、好印象しか感じない温泉である。燃料高騰のあおりを受け、やや入浴料金が高額になってしまったが、一般的なレベルからすればまだ安価な部類に入るであろうし、湯船の適度な大きさや湯の成分が濃いのであろう、浴槽の縁や洗い場の床が析出物で広範囲に覆われているのも好きな人には温泉の情感が感じられてとても良いものである。国吉温泉が休業中の今、このエリア訪問の折りにはぜひとも立ち寄っていただきたい温泉である。 | ||
利用時間=12:00〜19:00 毎週水曜日休み 利用料金=400円 076−620−2487 |
温泉動物園に久々の新種が登場!
2008年8月再訪しました。 | |
国吉温泉の対岸にこの温泉はある。周囲には背の高い建物が無く、駐車場も敷地に余裕のある作りでした。 | 湯上がりに涼しい風が抜ける休憩スペース。 |
宿泊もできるまんよう荘です。 | こちら浴室から外を見ています。 |
時間。 | 8月のおやすみ(2008) |
浴室は九州に良くある感じの公衆浴場のような湯船でした。 | 源泉名をごらんあれ。 |
この辺の切り取りだと縁取りや洗い場の色がわからないかも?。 | 幸い貸し切りと変わりました。 |
右下のほうはすこし析出物が薄いか? | 美しいオーバーフロー。 |
源泉を冷たいまま汲んでみました。 | 源泉口は動物の意匠が使われていました。しかし、この鳥なんでしょう?おしどりかな? |
湯は焦げた火薬のような硫黄臭で、なめるとはっきりとした炭酸をぴりっと舌に感じます。 | ただ、残念ながら加温すると、おうおうにして炭酸が無くなるのはあるようですが、ここは硫黄臭もほとんど消えてしまうようです。源泉のコックが非常に弱くしかひねれないのも一因かも? |
何もかもが美しい浴場でした。 | さて、シャワーにも人がいなくなり、やっと全体を写すと・・・・、左をご覧ください。この浴場、元はこんな青みがかった石が使われているようです。 |
それが、このような本当にナチュラルな感じの別の石のようになってしまっています。 | そこを流れるオーバーフローがまた格別に美しい。 |
しかし、これ?鳥ではないのかな?しゃちほこ?にも見えてきました。あるいは鳳凰のような想像上の鳥?う〜ん。 | いずれにしても、もっと高い評価を受けて良い浴場だと思います。 |
連作:冷鉱泉をアビルD氏。 | まさに合法的なアビ行為。 |
西日?の様な状態になり(真夏なのになあ)、どうもバランスのとれた画像が少なかったです。しかし、この浴場の魅力は比較的切り取れたのではないでしょうか? | 最後にはっきりと書いておきますが、たぶん「循環」です。正確に書くと「源泉投入タイプの循環湯」ということになるのでしょうが、源泉の出は大変細いです。なので早い時間に行かないと、「湯が新鮮でない」とか「湯がよどんでいる」というような自己評価になってしまうと思います。画像は15:00で、人は余りたくさんではありませんでした。 |
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