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今泉天然温泉
  富山県富山市。言わずとしれた県庁所在地であり、富山県最大の都市でもある。お隣の石川県金沢市もそうなのであるが、北陸の都市には意外なほど多くの温泉・鉱泉が涌き、銭湯や公衆浴場で気軽に温泉に浸かることができるのである。
  今泉天然温泉はJR富山駅の南方3qの地点にあり、ターミナル駅からも十分徒歩で来られる都市圏の範囲にありながら、ふんだんな湯使いに贅沢感を覚えられるまさに“天然温泉”という文字を使うにふさわしい温泉である。この温泉、国道41号線沿いにあるといっても過言ではない場所にあるのだが、ほんのわずか路地を入った場所にあるおかげで、実に静寂な「裏路地系」といっても過言ではない“現代の秘湯”的なオーラをまとわせている温泉でもある。内部の美しいオーバーフローは当研究所の所員の方ならば、間違いなくやられるものであることは疑いなく、この地を通りがかったら必ずよってもらいたい湯の一つである。
利用時間=11:00〜22:00(無休)  利用料金=490円  076−493−6100


※この温泉は利用者減によりまもなく廃止されるとのこと。残念です。
平成21年5月5日


2008年8月訪問しました。
  道路はかなり細道なのですが、看板は2つも。   こちらは駐車場へのいき道。
  となりは緑と金色が混ざる稲田でした。   湯小屋。実は一月ごとに露天付きの浴室と内湯のみの浴室が交代で使用されます。偶数月は女性が露天付き。つまり8月に何度足を運んでも男性は露天には入らないのです。
  入ってすぐの休憩ブース。   こういう時代を背景に一気に100円近く値上げ。
  自噴泉。加熱しなくとも十分なので、がんばってください。   分析書。
  中は非常に整然としています。   湯の上にはカエル。
  これほど巨大な湯船なのに縁に見事な波が浮かぶ。   おまけにオープン間もない時間なのになぜか貸し切り。
  しかしなんと美しい湯であろうことか。   光の反射がなければ湯があるのかないのかわからないほど。


連作。オーバーフローする湯の波を続けてご覧ください。


連作。湯を味わう研究員D氏。



上:なんという湯量。これぞ温泉の醍醐味。!! 下:眠ってしまいそう・・・・。それほど心地よいのです。




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