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宝喜温泉

  宝喜温泉は最初とある会社の敷地内にある社員の方の為の福利厚生用の温泉としてスタートしました。その従業員泉を社長がご好意で16時半以降21時まで一般解放してくださっていました。この温泉は当時びっくりするくらい湯量豊富で特にプールの水槽を利用した露天風呂(残念ながらこの段階では男性用でした)は深さも大人の胸くらいまである立派な物ですが、ぬるくなることもなく、またオーバーフローしていく湯が音を立てて排水溝に向かい、吸いきれないような状態になっていました。湯船の大きさを考えると投入されている湯の量が想像できないほどでした。2003年のことです。その後社長さんはさらなる施設の拡大を考えておいでで、当研究所が訪問した折にはすでに次の施設の造成も始まっていました。そうしてこのレポートの中にある宝喜温泉の施設は役目を終え、現在では新しくなった公衆浴場施設が使用されているとのことです。


この温泉は新築され、立て直されました。このレポの施設入浴はもうできません。
  右が受け付け棟。四阿屋が露天です。
  300円。
このうれしき前口上。
  中は本当に清潔できれいです。内湯は設備の整った銭湯でシャワーも仕えカランもぴかぴかの最新式で、キャンプやP泊の方には夜の締めにはもってこいです。番台のお母さんは遠くから来たことを伝えるとわざわざここにそれ目当てできたことをうれしそうに聞き、また来てほしいこと、友達も連れてこい等本当に暖かく迎えてくれます。
   奧の滝のような流れが源泉です。ここからも瀬音が響いてくるのが聞こえます。   右奧の湯口の滝手前のプールからの岩に囲まれた出っ張りは浅い岩風呂になっています。浅いと言ってもそれが普通の風呂の深さなのですが。プールは十分泳げるほどの深さがありますが、湯温は42度前後あるかと思いますので、やはりフロなのです。
   露天からの景色です。まだ設備の拡張を考えているのか重機がありました。もしかしてこれでも仮設備なのかもしれません。

  左は内湯です。落ち着いて入れる豪華な浴槽です。
   汲み湯です。左のホースからこれでもかと言うくらいの勢いで出ます。


  上:左はプール状の深さ、右は岩風呂。湯は岩風呂をオーバーフローしプールに注ぎます。  下:ここでは堂々と泳げます。真夏でしたので、夕方2時間くらい粘ってしまいました。
  内湯。露天より湯船が小さくとも湯の投入量は変わらないので、常に縁が洗われるほどのオーバーフローがありました。   ここにはシャワーが4基とカランもあり、体を洗ったり、髪を洗ったりするスペースです。



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