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関金温泉

  関金温泉は当研究所があこがれてやまなかった場所です。あまりにも有名かつ歴史のある温泉地にして、かつて国鉄の鉄路があった場所としても記憶に残っています。そう、25年ほど前雪がそぼ降る中、国鉄倉吉線を訪ねた際、迷いに迷って途中下車しなかったのが関金駅だったのです。(その後倉吉線はすぐに廃線となり、乗用車による関金温泉訪までずいぶんかかってしまいました。)



  国道から関金温泉街方面へ曲がると緩やかに勾配を上がりながら道は細くなっていきます。   駐車場は湯小屋をすぎた先にあります。ここまで歩いて戻ります。
  まさに共同温泉にふさわしい関乃湯。   この温泉は1300年前に僧行基によって発見されたと伝わる千年温泉です。
  番台。入り口はスペースが限られており、目隠しにカーテンがつるしてありますが、それが手作りの針金を渡しただけのものでシンプルです。   分析表。関金温泉は書面上ではラジウム含有量日本第二位の放射能泉ということです。
  脱衣所は前述の通りスペースが限られています。この画像で番台との目隠しのカーテンまで写りこんでいます。   不思議とこの温泉はピントが合わない画像ばかりが手元に残っていて、上の画像のように目がくらくらするものばかりです。
  男湯と女湯はつながった浴槽です。もしかすると昔は混浴だったのかも?   美しい。愛すべき共同湯です。ちまたでは島根県が話題に上がることが多いですが、当研究所は「関金温泉」と「三朝温泉」はもっと見直されるべきと思います。
湯は注ぎっぱなし。 そして極めて適温です。


2004年のれぽです。

関の湯
  関金温泉へは、倉吉から国道313号を経由していきます。温泉は画像のような細道の両側に緩やかな斜面を上がるようにして続きます。そして、共同湯「関の湯」は一番上まで上がったところにあります。道が細い上、Pもあまり広くないのでコンパクトカー以外の方は慎重に入ってこられた方がよいと思います。
  ほとばしる湯。新鮮この上もありません。ほめ言葉ですが、まるで仮設湯のようです。いつまでもいつまでもこのままでいてほしいと思います。湯船は女湯とつながっており、周囲は体に触れるところすべてに肌触りの良い木材を使っていて、湯の美しさを引き立てます。湯はこのあたりには多い放射能線で、無色透明無味無臭ですが、湯治などで長期の入浴を続けると劇的な効き目があるといいます。
   
   しかし、この湯量気持ちよいです。浸かるたびにざざ〜〜と湯が溢れ、貸し切りだったので、何度も何度も溢れさせました。   又この下で打瀬もやりましたが、放射能の影響なのか(笑)ここの画像は皆ぶれており、あまり満足のいく画像がなかったのが残念です。



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