温泉文化研究所(HOME) 》 鳥取県県別リスト 》 三朝温泉 》 株湯 河原の湯 たまわりの湯 温泉街 |
三朝温泉 |
初めて鳥取県に行かれる方に「お勧めの温泉は?」と問われると、最初に名前が挙がるのがこの三朝温泉ではないでしょうか。大きな温泉街に様々な温泉文化がちりばめられ、外湯歩きの中で、足湯、飲泉、無料の露天風呂、歴史のある旅館の見学など様々な湯に関する見所があり、実に楽しいです。中でも三朝温泉最大の特徴それは・・・“足下自噴泉”の浴場を持つ施設が他の温泉地を圧倒しているということです。(2007年3月再訪) |
株湯 | 三朝温泉の代名詞ともいえる共同湯。その存在すべてが共同湯のお手本。入り口の前にはこれまた風情のある汲み湯場と飲泉場があり、お湯を汲みに来る人が後を絶ちません。 |
菩薩の湯 | メディアにもかなり露出のある河原の露天の斜め前にある現代的な概観の共同湯。営業時間の関係でまだ未湯です。 ※菩薩の湯は2008年4月より改装され、全く新しい「たまわりの湯」と変わりました。これに伴い営業時間も「10:30〜22:00・300円」に変更され、今まで利用しにくかった午後からのみの営業時間が解消されました。 |
河原の露天 | 混浴で、開けっぴろげ。男性には天国のような川沿いにぽつんとある、露天。見晴らしも最高で前を流れる川も美しく、とても無料とは思えない、超一流の温泉。ただし夏場は激熱で浸かるのはほんの一瞬になってしまうかも!?。 |
足湯(薬師の湯) | 温泉街のど真ん中にあり、手軽に湯に触れるのによし、足を休めて休憩にもよし、湯を贅沢に使っています。無料。 |
石湯 | かつて存在したらしい共同湯。文献を見ていったが、町の人に聞いても確かに以前はあったということだけで、現状は全く不明で、どこにあったかもわかりません。情報求む。 |
中湯 | 温泉街のど真ん中に存在する組合員専用浴場。当然よそ者は入浴はおろか中をのぞくことさえできません。 |
砂原湯 | 当研究所が足で見つけた組合員専用浴場。もちろん外来入浴できません。場所も秘密。 |
飲泉場 | 今回の散策だけで4カ所ありました。株湯前、神の湯、白狼の湯、薬師の湯です。 |
温泉街の風景 | |
足湯の薬師湯や足下自噴泉の木屋旅館、河原の湯などがある最もにぎわっている場所。 | こちらは2003年のころ。 |
2007年3月再訪すると足湯には四阿屋がかかっていました。 | 株湯とも白狼の湯とも異なる独自源泉薬師の湯。ここは飲泉所と足湯を兼ねており、冬でも足湯に浸かりながら更に湯を飲むと汗が止まりません。 |
三朝で最も有名な足下自噴泉浴場を持つ旅館大橋。 | こちらはただいま女性上位の宿となっており、日帰り入浴では男性は足下自噴浴槽には入れませんのでご注意を。 |
同じく足下自噴泉浴場を持つ木屋旅館。ここも日帰りでは普通の大浴場以外は入れません。このほか「桶屋」さん「中屋」さんなどがあります。 | 木屋旅館の普通の大浴場に浸かる主任研究員A。 |
三朝温泉のはずれにある独自源泉神の湯。 | その源泉を引いた飲泉場。 |
どうも手水場と兼用にも見えました。 | 菩薩の湯前の飲泉場白狼の湯。 |
三朝温泉発見の由来となる白狼をモチーフとした青銅像があります。 | こちらはしかし・・・・。 |
由来。 | 口に含む場所としてはいささか清潔感が欠如している気が・・・・・。 |
株湯 | |
画像右端の白い車がとまっているところが株湯です。左端のクリーム色の共同湯のような建物は源泉棟でしょうか。湯小屋前がこのように開けた所にあり、画像右端の通路を歩いていくとそのアプロウチですでに参ってしまいそうです。 | 直前までやってきました。駐車場は軽自動車やコンパクトカーならなんとかなりそうです。 |
飲泉場からも贅沢に湯が流されています。こちらは「株湯」という由緒正しい独自源泉です。 | 三朝は放射能泉で有名なところです。従ってここも無色透明無味無臭です。 |
湯船は縁が木で底は洗い場と同じ切石になっていました。ここもシンプルこの上ないです。 | わずかに千年に届かない850年ほどの歴史の湯・・・とのことです。 |
成分表。 | 途中にある案内看板。 |
入り口を入ったらかなり小さめの脱衣場があり、浴室となります。 | この規模だと脱衣所一体式の方がスペース的に有効では?と思ってしまうのは別府漬けだからかもしれません。。 |
湯船は縁取りが木枠で近くの関乃湯とそっくりです。 | このタイルが真っ赤になっているのは鉄分も多いのでしょうか? |
あまり考えずに入浴画像を撮っていた頃。 | こんなぶち切れの画像何のために写したのでしょう? |
上:オーバーフロー画像としても傑作に入るできばえとなりました。鏡のような湯面がエクセレント!! | 下:湯の透明感がもう一つ伝わりにくく波立ちが収まりませんでした。 |
菩薩の湯 | |
菩薩の湯は営業時間が夕方〜わずか5〜6時間しかないため、当研究所三回ロストしています。いつも忘れて深夜に到着し、河原の湯入浴、車中泊の後、温泉街散策して移動、というプランにしてしまうからです。 |
河原の湯 | |
三朝温泉の中央を流れる天神川には数本橋が架かっており、その中でバス通りでもある県道273号線が川を横切る袂には三朝温泉の2つの浴場「菩薩の湯」と「河原の湯」があります。下の画像の河原の湯はもうごらん頂ければ何の説明もいらないくらいすばらしい環境にある無料の露天風呂で、24時間いつでも入ることができます。源泉をそのまま注いでいる浴槽は季節により全く入浴できないほど熱くなるときもありますが、きちんと定期的に地元の方にメンテナンスされ、清掃も行き届いている極上湯です。 | |
以前の三朝の湯にはよしずもなく、開放度は100点満点だったのですが、さすがに女性には不評でした。ある時某温泉番組の特番で女優のアキ竹城さんがここに入ることになり、そのときの名残でよしずは残されたままになっています。 | 川は穏やかな流れの中で常に水音が響き、春夏秋冬全ての季節において、BGMにも背景にもなって温泉の魅力を引き立てます。 |
湯はすぐそばの薬師の湯の足湯から引いてきたものだと地元の人に聞いたことがありますがどうなのでしょう? | 湯はやや青みを浴びて緑色に光ります。 |
橋の上からの視線を遮る様になっています。 | 中央に主任研究員A. |
2005年と7年に再訪しました。 | 下:対岸からの眺望。 |
温文研ホームへ |