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鳥取温泉

  鳥取温泉とは鳥取駅周辺地域、つまりれっきとした県庁所在地の市街地にある温泉です。東京や横浜・神戸など意外な市街地に温泉が湧く例はいくつかあり、東京や横浜の場合には鄙びていても沸かしで提供されていて掛け流しではなく、神戸の場合には湯が大変すばらしく高温泉で掛け流し・・・・という施設が多いですが、比較的立派系の日帰り湯が多いという状況です。しかし鳥取温泉においては同じ県庁所在地であっても、鄙びのある公衆浴場が点在しています。まるで大分市の雰囲気を持つ場所・・・それが鳥取温泉の施設です。(データは2008年3月調べ)
元湯   JR鳥取駅から徒歩圏内にある温泉銭湯。しかし、当研究所としては共同湯と呼びたい『ひな美』な風情である。  年中無休。
 9:30〜23:30。
 350円。
 毎月20日のみ14:30〜
日乃丸温泉   すみません。未湯です。  6:00〜24:00。350円。  元日と第二月曜定休
宝温泉   市街地にぽつんとある普通の銭湯のような温泉公衆浴場。湯船のシンプルさは感涙ものです。  16:00〜22:00。
 350円。
年中無休。
木島温泉   すみません。未湯です。  16:00〜23:00。
 350円。
毎週水曜定休


元湯(2003年8月訪問)
  駅からも簡単に徒歩で行ける元湯です。   当研究所はここが大のお気に入りです。
脱衣所・浴室方向。 ぶれぶれ。手ぶれ・・・ですね。
脱衣所。   浴室。ものすごくユニークなUFO型の湯船。正直ちょっと入りにくい(笑)です。坂がきついのです。
  ところが一旦入ってしまえば実にさわやか。   おまけに公衆浴場とは思えないシンプルぶり。
むふふ。気持ちよいです。   若干ピンぼけなので小さい画像でご勘弁を。


宝温泉2007年3月
  こちらも2003年のロスト以来です。夜間(19時ころ)に探し始めました。   正直行き当たりばったりでしたので営業時間がわからず20時ころたどり着いたときに、明かりで煌々としていたときには涙が出そうでした。
  時に20:15。営業は22:00まででした。 天然温泉の表示。

  山奥の湯治宿に来たかのような年季の入った湯船。   必要最低限のシンプル装備は共同湯のようです。


木島温泉2007年3月
  2003年のロストより5年ぶりの再訪でしたが、なんと!!   よりにもよって週に1度しかない定休日。とほほ。


2003年のレポです。

 外観からしてすでに”におう”感じの建物です。
 内部です。この雑多な感じがまた良いのです。
    美しい


  湯船と湯が一体となった姿は感動的です。料理で言えば食べると美しさを損なう等と言いますが、やっぱり食べてしまうのです。
  当然この後、体を一気に沈め、ざざざ〜〜と湯を溢れさせました。く〜〜〜。
    しかしユニークな形の概観です。円形の側溝はいいのですが、斜面になっている部分は座りにくく、また、湯が汲みにくかったですがこれもまた思い出です。

    ただ、残念なのはやはり市街地の温泉。保健所の規制なども厳しいのかもしれません。半循環源泉加水タイプで濾過もしているようでしたが、塩素はにおいませんでした。


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