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茅森温泉
  岡山県真庭市。周囲には「湯原温泉」「奥津温泉」「卿緑温泉」などなど強烈なライバルがひしめく中にこの秘湯茅森温泉はあります。ちなみにこの温泉は「茅森の集落にある湯」ということで茅森温泉と呼ばれているだけで正式名では無いかもしれませんのでご注意を。
  さてさてこの温泉、ぬる湯ファンには涙ものの極めて“なまあたたかい”レベルの湯で恐らく35度前後だと思われます。そのため、利用は夏場のみ、それもすかっと晴れていて「今日は水浴びしたら最高だな」という位の日に入ると気持ちがよい温泉だと感じました。ちなみに私はお盆の直後に訪問し、真夏だというのに曇っていてやや気温の低い日だったので、入った瞬間は暖かかったのですが、上がるときには風も出始めて寒くて上がるに上がれない状況となってしまいました。湯は塩ビ管からこんこんとかけ流され、常に新鮮な湯が投入されています。しかし、基本は野湯好きの方にお勧めする温泉です。
  なお、周囲からの視線を妨げるような形での脱衣場はありませんので念のため。


このレポは2003年訪問の画像をベースに構築しています。
現況に関してはよく調べてからの訪問をお勧めします。

  2003の画像。温泉は車道の対岸にあり、減速していれば簡単に見つかります。場所は郷緑温泉そばの茅森集落です。   川の対岸に渡ると下の画像のように“囲われた中”が温泉であるとわかります。
  湯は思いの外ぬるいですが、泉質自体は何の掲示もありませんが、かなりつるぬるしますので、この辺りにありがちなアルカリ単純泉ぽく、良泉の部類に入ると思います。   この日は万全の清掃状態でしたが、それでも湯底はすべるすべる。かなりのつるぬる泉だと思いました。
  湯口は注ぎっぱなし。贅沢な話です。出るところには出るのですよね。うらやましいです。   三脚をたてだ〜〜っと走ってきて湯船でポーズをとっている・・・のですが、いつもと違って笑顔でないのがわかりますのでしょうか。実はじっとしているのがつらいのです。湯底が滑るからです。



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