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※この温泉は宮崎県の温泉ですが、鹿児島県で紹介しています。


白鳥上湯
  霧島温泉郷よりえびの高原温泉を目指していくと標高が一番高くなった付近でえびの市方面と小林市方面に道が分岐します。ここからえびの市方面に進むと降りた先にここまでレポートを続けてきた「京町温泉郷」があります。白鳥温泉はその京町温泉郷を含むえびの市全域を眼下に置く「天空温泉」とでも言うべき眺望を持つ温泉です。こちら施設には『上湯』『下湯』とうたわれておりますが、マップには標高が高い方を「第一白鳥温泉」低い方を「第二白鳥温泉」と表記してある場合もあります。
  白鳥上湯からの景色は本当にすごいです。この温泉の眺望に匹敵するのは当研究所の経験の範囲内では、「山梨県」の「ほったらかし温泉」、「秋田県」の「須川温泉栗駒山荘」、北海道の「十勝岳温泉・稜雲閣」等でしょうか。湯はやや茶色がかった感じで、見た目はモール泉系かな?と思いましたが、成分表には酸性泉と表記されていて、実際嘗めてみると結構酸味がとがった味でした。その上、浸かった感じも「傷にびしっとしみる」という評がぴったりのもので「確かに酸性だなこりゃ」という感じでした。


  上:上湯はつづら折れになった車道のヘアピンカーブにさしかかる前後に段差を利用して立っています。上の画像の東屋が展望公園、今私が立っている場所の真後ろが浴舎です。
 
  左:こちらは実は日帰りではなく、宿泊も可能でした。
 営業時間が比較的長く利用しやすいです。
  上:内湯。かなり鉄分も豊富に含み、嘗めると舌にも鉄をよく感じます。   下:露天です。時間帯により、ものすごい日差しに成りますが背後の眺望は素晴らしいです。
  いかがですか京町温泉の辺りがいかに平たいか目に実感できます。   ここはお天気に恵まれないと少し損した気分になるかも知れません。









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