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このおんせんは現在休業中で入浴できないようです。2009現在。


城山温泉
  城山温泉は内堅という集落にあります。この温泉はとにかく湯が濃いと言うことで有名です。湯小屋の成分表には『ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉』という舌をかみそうな長い名前が表示してありました。そしてその炭酸カルシウムがいかにすごいかと言うことを端的に示しているのがすぐ下の一枚目の画像です。湯が溜まったところは全て固形化、また流れる流路に沿ってまるで地理の授業で使う川の蛇行の模型のように見事な造形が形作られていました。しかし、意外や意外嘗めてみると又思いの外薄い味で特に塩分を感じず、舌にはむしろ炭酸を感じる程度でした。
  こちら湯治温泉として湯の効能が特にあらたかなことでつとに有名です。濃い湯がお好きな方は是非どうぞ。


  上:いわゆる「千枚田」「万枚田」状態。ちょっと生理的嫌悪感を感じるのはわたしだけでしょうか?
  左:霧島一に恥じない城山温泉。
 浴場棟。右に料金を払う母屋があります。
  浴場棟の張り紙。
    左:同上。




  下:旅人の心をくすぐる美しき湯船と湯。温度は実に適温で窓からさわやかな風が入る中、出たり入ったり、ずっと浴室で過ごせます。
    上:洗い場全景。湯船でのぼせたら、洗い場を歩きましょう。ナチュラル青竹踏み健康法になります。これは本当に痛いです。   下:何度見ても、ぞぞっと背筋に寒いものが走る光景です。
  上:この浴槽は丁度一人分で実に収まりがよく、温度は下湯ゆえに更にぬるくなっていて、出たくなくなるのであります。   下:オレンジジュースに浸かっているような上湯。素晴らしい温泉です。












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