鶴丸温泉 | ||
鶴丸温泉はハイレベルな吉松温泉郷の中でも湯の個性では随一の場所です。一見するとモール泉系のコーヒー湯やコーラ湯に見えますが、わずかでも光が差し込むと鮮やかに赤みが見て取れる「ルビー色の宝石湯」なのだとわかります。いわゆるコーヒー湯などの類と区別するならばここはいわば『紅茶湯』というべきでしょう。その泉質は成分表には「純重曹泉」とあり、実際重曹泉の特徴が非常によくわかる「ぬるぬる」泉となっています。施設は内湯と露天がありますが、特に露天が湯の色合いがよくわかって素晴らしいです。 また、余談ですがこちらは本当に文字通りの「駅前温泉」にもなっています。改札からの距離は実計測だと日本一かも知れません。(ローカル線ならではの駅前の大胆な土地の使い方が見て取れます)。吉都線利用の方も本当に利用しやすい温泉の上、旅の醍醐味を感じられる場所ともなっています。 |
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鶴丸温泉入り口。 | |
いや〜、ローカル線のホームって旅情を誘います。汽車があまり来ないとひなたぼっこしてしまうんですよね。 | |
件の紅茶湯。日の光が差し込むとルビー色に。 |
露天は全て木でできており、肌触りが良かったです。 | |
うっとりするような色です。 |
上:美しいモール特有の色。 | 下:浴槽はユニークな形が組み合わさっています。 |
上:う〜ん、このお父さん気持ちよさげですね。 | 上:このアングルからだと湯が縁すれすれでたっぷりなのが贅沢です。 |
上記3点の画像は大分支所長:赤鬼様より頂戴しました。 |
上:有名な内湯。当研究所訪問の折には曇りでどうしようもありませんでした。別府の共同湯の湯船を複数融合したような形になっています。 下:露天全景。 |
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朝日が直射日光となって注ぎ、辛かったですが、外気と湯のバランスが丁度良く、実に気持ちよかったです。 | 湯はじゃんじゃん注がれていました。 |