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伊東温泉 |
伊東温泉は熱海温泉を少しだけ南下した所にある公衆浴場王国の温泉です。伊東の公衆浴場は質・数・料金どれをとっても単一の自治体の一温泉地内にあるものとしては全国トップクラスにあるかと思われます。ただかなりの広範囲にわたって点在するのが伊東の公衆浴場の特徴となっており、コンプリートするのはかなり困難です。また、福島県の飯坂温泉同様この温泉地に置いても各公衆浴場は日替わりで定休日をもうけており、すいている平日に行こうとおもうとたいがいどこかが休み、休日利用だと混んでいてなかなか画像がものにしずらい上、利用時間帯が限られていてまとめて訪問が難しいという温泉ファン泣かせの場所となっています。当研究所も未だコンプリートしておりません。 |
伊東温泉の歩き方 | ||
伊東温泉には大きな道の駅があります。これはこれだけの規模の温泉としては全国的に見ても貴重な存在なので車中泊にはぜひ利用したい所です。ここから少し歩くと湯川区第三浴場「汐留の湯」があり、温泉ファンにはありがたい所ですが、お酒が入っていると停車後に行くにはやや辛い中途半端な距離です。また、そのまま湯川区第二浴場「弁天湯」や第一浴場「子持の湯」まで歩いていくのもかなり大変です。ところがこの一体は更に松原大黒天湯も含めて3つとも手頃なPがなく、実に訪問が難しくなっています。一応10軒の公衆浴場のうち車で乗り付けられるのは「鎌田湯」「新井湯」「和田湯」「芝の湯」の4軒のみとなっています。ちなみに当研究所は本当にラッキーだったのですが、たまたま訪問日がイベントデーに当たっていて道の駅から伊東の各ポイントまで無料のシャトルバスが出ており、之に便乗して岡湯、小川湯なども歩いて回りました。なお、観光案内所で公衆浴場10軒のマップを先にもらうことをお勧めします。 | ||
伊東温泉公衆浴場 | |
湯川区第一浴場 ・子持湯 |
湯川区はJRの伊東駅から道の駅方面に広がる集落です。ちなみに以下の3つの浴場は全て湯川区の区民浴場ですが区民専用ではありません。でも、組合に入ることも出来ます。一度組合の方に定期料金を伺った事があります。詳しくはかけませんが家族が4人以上ならばもしかしたら日本で一番安いかもしれません。 子持湯は駅の真ん前にあって利便性も高いにも関わらずわずか170円で入れます。完全地下浴場で入り口もとてもあのような温泉ファン好みの浴場があるとは思えないものです。ここは当研究所伊東で一番お勧めの場所です。未湯の方はぜひ一度どうぞ。 170円。13時から21時半。月休 |
湯川区第二浴場 ・弁天の湯 |
伊東の中ではどちらかというと標準的な浴場ですが、もちろんかけ流しです。 170円。14時から22時。水休。 |
湯川区第一浴場 ・汐留の湯 |
道の駅最寄りの浴場。言い知れない郷愁を醸し出す共同湯のような温泉です。お気に入りです。 170円。14時から22時。金休。 |
松原大黒天神湯 | 清潔で大きな浴槽に美しく透明な湯がまんまんと注がれる松原湯。伊東の公衆浴場は引き湯が多く、源直の湯は少ないのですが、逆に足下噴出方式の浴槽が多く、ここ松原湯も浴槽の底の中央から湯が噴き出しています。この方式の場合、湯が垂れる音がしないので本当に静かで、もしここを貸し切りに出来たらさぞや贅沢なことでしょう。車で来にくいですがここもお勧めです。 170円。15時から22時45分。 第1・3・4火休。 |
和田寿老人湯 | 伊東でも古い歴史を誇る源泉を利用する和田湯。はしごせずどこか一湯だけと思ったら、豪華さでは芝の湯、正統的にはここに来るのがいいかもしれません。 170円。14時半から22時半。水休。 |
岡布袋の湯 | 岡湯は何ともいえない魅力があります。明るく美しい色の浴槽。ここは伊東でも珍しい2層の浴槽となっています。共同湯らしいこぢんまりさ加減、雑多な雰囲気ここもお気に入りの場所です。 170円。14時から22時。 5・15・25日休。 |
小川布袋の湯 | 営業時間が短く、利用しにくさナンバーワンの小川湯。しかしここは湯船の形も独特であり、また夕方からなのでなんとなく生活温泉として根付いている雰囲気が共同湯じみていてなかなか居心地は良かったです。 220円。16時から22時。 1・11・21・31日休。 |
毘沙門天芝の湯 | 以前は静海湯という名前だった芝の湯。元の場所は海沿いで鄙びた共同湯だったそうです。しかし今は伊東で最も新しい設備となり、名前も「温泉会館」と言う通り、200円では贅沢すぎるほどの日帰り温泉となっています。車も相当数止められるのでいつも沢山の人でにぎわっています。 200円。14時から22時。火休。 |
恵比寿新井の湯 | 海沿いにあって最も下田よりに位置する新井湯。子持湯と並び伊東で一番最初に開く上、車でも行けるので当研究所ここに一番お世話になっています。 200円。13時から22時。月休。 (10月〜3月は第三木休) |
鎌田福禄寿の湯 | 中心から最も離れた鎌田湯。南伊東駅のすぐそばです。車で直接いけるので便利です。 170円。14時から22時。水休。 |
子持湯 | |
本当に駅の真ん前の温泉、子持湯です。読んで字のごとし地下一階にある共同湯。最高の風情です。 | |
まるで喫茶店か飲み屋へ行くようです。 | |
階下に着くとこのようなきちんと男女別の番台式の共同湯となっています。 | |
光も差さない地下にこの様な本格的な共同湯があるとは。伊東恐るべし。伊東にありがちな湯口が湯船の中にある足下噴出泉です。 | |
弁天湯 | |
裏路地系の弁天湯です。10個の公衆浴場のうち、ここと芝の湯・鎌田湯のみ浴室の画像がありません。申し訳ございません。 | |
奧に見えています。 | |
公民館になっている建物です。 | |
なぜ写さなかったのか全く謎です。 |
汐留湯 | |
国道の真横にある汐留の湯です。車がものすごいスピードで過ぎていく横に全く違う世界があります。 | |
ここは道の駅からのんびり歩いてくるのにぴったりです。(2〜30分) 右下画像:国道側より。 |
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これは美しくない画像です。真冬にしか行ったことがなく曇りと湿気がたっぷりとあるところでしか入浴したことがありません。 | やはり夏場などに一度取材しに行かないとだめのようです。 |
松原大黒天神湯 | |
伊東の10軒の公衆浴場は湯川区の3軒以外には7軒の共同湯に対して七福神を当てはめています。(ただし、弁天だけ湯川第2ですが)ここ松原浴場は大黒天です。 | |
普通の公衆浴場です。 | |
そしてこのように布袋様や福禄寿が浴場の前にいます。 | |
ここは清潔で安く、湯船が大きく、湯もたっぷりでお勧めです。 | つるつるの大理石の感触が心地よいです。 |
和田湯は建て替えられました。このレポの施設にはもう入れません。 新施設をご利用ください。(2008現在) |
和田寿老人湯 | |
和田の大湯です。大湯というのは基本的に共同湯でも元湯に使われる表現です。ここ和田湯も伊東で最も古い源泉なのだそうです。地元の方はここの源泉はいいと口をそろえて言います。 | |
将軍献上の湯というと草津を思い出します。熱海には家康が直接取り寄せたという温泉もあります。 | |
こちらも無理矢理とった画像しかありません。弁天湯も恐らく同じような感じだったので撮らずに出てきてしまったのかもしれません。 |
岡布袋湯 | |
伊東ではかなり上位にランクされる岡湯です。(もちろんランキング基準は一般論ではなく当研究所のスタンダードに置いてです) | |
建物そのものの味がとても良いものを醸しています。 |
湯船です。伊東では珍しい2層構造です。之は左側の湯船。 | |
之は右側の湯船から左側の湯船を見たものです。空いている方に入ると複数の人がいても何となくすいている気分が味わえます。 |
小川布袋湯 | |
何度も訪問してやっと入れたのにとれた画像はくもりでした。 | |
こちらは伊東でもお気に入りです。 | |
笑いが漏れてくる画像です。どうやってもこれが精一杯でした。 | どなたか美しい画像を寄付してください。 |
毘沙門天芝の湯 | |
近代的な建物に生まれ変わった旧静海の湯。芝の湯です。 | |
たった200円ですが浴場は豪華版です。中は本当に湿気がすごくミストサウナみたいです。何をどうやっても霧を写したみたいな画像になってしまいました。 |
恵比寿新井の湯 | |
汐留湯と同じく国道に面している新井の湯。 | |
やはり車は猛スピードで行く上、建物も共同湯らしくありません。 | |
ここもなんとなく外見に似合わないのんびりした感じが好きです。 | |
やはり足下噴出式でした。 |
鎌田福禄寿の湯 | |
すみません。画像が飛んでしまいました。 | なぜ消してしまったのだろう? |
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