塔ノ沢温泉

　　塔ノ沢温泉は箱根登山鉄道の沿線に点在する４つの温泉の内の一つで、乗車すると各駅停車で楽しむことができます。箱根にはこの沿線の公衆浴場の他にも５００円以内の日帰り湯がいくつか有りますが、現在当研究所の研究対象となっているのはこれらのうち３カ所です。
　塔ノ沢温泉は箱根湯本の１つ隣駅の周辺に広がり、湯本から進むと突然渓流が狭い谷をくねくね流れる山の景色と変わった所にあります。数軒の旅館は皆渓流を望むように建っており、部屋からも風呂からも瀬音を聞くことが出来ます。また、当研究所の推奨する貴重な温泉文化を今に伝える、明治期の著名な政治家（例えば福沢諭吉など）も利用した正しく名旅館中の名旅館もその威容を見せてくれ、内湯などを利用すれば、湯に触れることが出来ます。だいたい５０００円ほどで食事付き休憩を利用できるようです。　

温泉街の風景
	湯本温泉から先の国道一号は急にくねくねの片側１車線ぎりぎりの道となり、所々で清流を目にします。
	その中でもひときわの存在感を示す、歴史ある名旅館群。画像はそのうちの一つ環翠楼です。
	こちらは福沢諭吉も泊まったという福住楼、どちらも一度は宿泊してみたい旅館です。

上湯温泉大衆浴場
箱根でも１，２を争う風情の公衆浴場、「上湯」です。	久しぶりに訪問しましたら４５０円に値上げされていました。ちょっと辛いです。　　　　９時から２１時。


正面の中央の穴から源泉が間欠泉の様に注ぎます。こちらも塩素は全くにおいませんし、たぶん掛け流しだと思うのですが、いつもオーバーフローしているわけでもありません。	今回左にあるカランに新しくシャワーが整備されていました。
上湯は浴場の前に４～５台とめられるＰがありますが、２階の休憩所を利用して長く浸かられる方がいるため、空いてないときは本当にＰに困ります。他のお店に入ってお店を利用の上少しだけ置かせてもらうか、後はかなり上か下に行って路駐するしかありません。


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