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湯河原温泉

    湯河原温泉は交通の便を考えると恐らく東京から一番近い本格的な温泉街だと思われます。江戸や明治の時代であれば徒歩もしくはゆっくりとした交通機関で来れば湯河原であっても十分な遠出であったことでしょう。いまでも木造の威厳ある小さな旅館が数軒残っており、歴史を感じさせます。ところが、熱海とはわずか10キロも離れていない場所なのになぜか共同湯は一軒も生き残っていないのです。(熱海にはあれだけたくさんあるのにです)。このような環境の中で湯河原温泉の一番古い温泉街である温泉場に残った日帰り専門の湯治旅館「ままねの湯」。こここそが当研究所の研究対象として唯一存在する安価、かけ流しの温泉なのです。ままねの湯周辺は比較的安価な有料Pに恵まれています。高さ制限にかかる車は温泉場バス停より100〜200メートル下った所の万葉公園の入り口Pに停めましょう。1時間100円で、橋の上がお勧めです。
  
     ままねの湯=8時から20時。200円。


温泉街の風景
  湯河原駅前を過ぎ、バス通りをだんだん上がってくるとこの様な渓谷と共に通りが進むようになり、路駐や停車がができない雰囲気になってきます。
  この石の欄干が見えるあたりが大型車のPポイントです。
  温泉場の温泉街入り口です。一番右に霊泉ままねの湯とあります。
アップです。


ままねの湯
  アーチをくぐるとこの様な温泉街となります。どちらかというとお店より歴史のある旅館が多いです。
  更に進むと最初の路地。本当にここで良いのかと悩むほど心細いです。
こんな感じです。
更にこの先で右折。
やっと、見えました。
ままねの湯です。
  中は随所に当研究所好みの美しいタイルが使用されています。  
  こちらは2回の休憩所とトイレへ行く階段です。
  浴槽です。左奧の石垣が源泉の一時湯ためです。ここままねの湯は脱所などにくれぐれも「熱くても水を入れないように」と書いてあります。熱い源泉をコントロールし、自然に冷まして入れているのです。   つまり常に浴槽の中は温泉水100パーセントなのです。源泉は随時旅館の方がバルブをひねり注ぎ入れます。従っていつもオーバーフローしているわけではありません。



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