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兼六温泉
  石川県金沢市が全国に誇る日本三名園の一角である、兼六園。その名を冠する温泉も金沢市内には存在する。地元の人の生活にとけ込んだ生活温泉である兼六温泉は、金沢市内では指折りの路地裏系の温泉でもある。実際兼六温泉の周囲の道路は普通車でも慎重な運転を求められるほど狭い路地となっており、そこを入っていかねば到達できない場所なので、特にマイカー訪問の方はバス通りから曲がっていくときにはご注意を。(本当にこの道を入っていって大丈夫なのか?という不安にかられるかもしれません)。
  そうしてたどり着く兼六温泉は訪問前に頭に描くイメージそのままの温泉であり、共同湯としか思えない年季の入った内湯の浴室、自家泉の様な手作りの露天風呂と当研究所の所員の方なら一発で気に入る要素に事欠かない。湯は金沢市内ではお約束の、やや加熱を必要とするレベルのモール泉(黒湯)で、特に露天風呂は非加熱の加工なしの源泉がそのまま注いでいるのかと思ってしまうくらい、ぬるめの適温の湯があふれている。その露天風呂に地元の方が三々五々集まってきては皆さん長湯されて、四方山話を積み重ねていく。ここは金沢に来たら必ず立ち寄っていただきたい温泉である。
利用時間=14:00〜23:00 毎週金曜休み  利用料金=420円  076−221−2587


2008年8月訪問しました。
  兼六温泉の浴舎。この右側がPへのアプローチで、裏に普通車10台程度駐車可能。 兼六温泉の看板。色彩感覚が温文研チック(笑)。
  なぜか七福神が。   下足場が妙に広く感じました。
  この中でお金を払います。石川県は券売機を使った温泉が多かったですが、ここは番台で直接現金でした。   源泉です。
  内湯。温度別に二段になっていました。   早速ぬる湯につかるD氏。
  上段(源泉槽)はちょっと熱め。   このオーバーフローにより、下段にぬるゆがゆく。
  今回最もくっきり撮れた画像。   逆に曇りまくっている画像。
  露天。地元のおとうさんが3人テレビで見たままに談笑中でしたが、事情を話すと快くカメラ使用を快諾。   その後好き勝手に撮影放題。おとうさんがたお騒がせしました。
  内湯と位置関係。うまい具合に外は箱庭チックになっています。   湯はぬるめでいくらでも入っていられそうです。


  源泉は竹筒でしたが、その下にある細い竹筒は飲泉用に湯を汲み、さましておいて、あとで水を飲むように飲んで使っておられました。   A。
  D氏。   A.

  拡大してもよどみがない画像はみててぞくぞくします。   美しい。


  同上。   日が暮れてきました。



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