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大塩温泉

  大塩温泉は奧会津の温泉の中でもひときわ輝きを放つ温泉です。旅館が2〜3軒離れて立つ若干温泉街とは認識が難しいひっそりとした集落内にあるこの共同湯は意外な場所に佇んでいます。本当に共同で管理・メンテナンスされている地元の方には頭が下がります。それほどのロケーションです。当研究所ではここをいずれ作成する予定の共同湯全国ベストテンの中に入れたいと思うほどのお気に入りの温泉の一つです。


大塩温泉の歩き方
  大塩温泉は浴舎の入り口の隣にPがあります。普通車は何の問題もありません。大型車は国道からの入り口付近のガソリンスタンドの裏の空き地を借りましょう。かなり広く、一時間程度お借りする分には怒られたことはありません。


大塩温泉共同湯   大塩温泉は周囲のロケーションからすると住民浴場でないのが不思議なほどの共同湯です。国道に共同湯があることを示すもの(看板など)は何もなく国道走行時は比較的スピードが出ていますので、あっという間に過ぎてしまいます。目印は大塩の集落を示す道路標識と集落内に入った後は比較的大きな敷地のガソリンスタンドです。ただしスタンドはJRの大塩駅周辺(つまり大塩集落付近)ではなく、岩崎集落にあります。概ね、大塩駅と横田駅の中間くらいで気持ち横田駅よりを探してください。このスタンドの左側(東側)の路地を100メートルほど入った所が共同湯です。
    8時から21時。(季節によって若干変化)
    お賽銭式200円以上。男女別。
    湯は加温。但し非加温時間帯もあり、そちらもお勧め。
 


大塩温泉共同浴場
  大塩温泉共同浴場の入り口です。ここは休憩所になっており、中にはいるといきなり小上がりがあり、その中は畳敷きです。
  建物は崖の急峻な斜面を利用して建っていて、この様に眼下に浴舎、その下には雄大な只見川の流れが目に入ります。
  源泉は38度で掃除やメンテナンスの維持管理の他に、ここでは加熱の燃料費もかかります。
玄関はいるとこの様に休憩室があります。
分析表です。
浴室からの只見川の流れです。
  湯は、安楽温泉や長湯のものに似ていて味も似ていますが、濃さはこちらが上ではないでしょうか。
しつこく只見川です。
  湯船です。カランも何もなく、浴室に湯船のみです。
上部は木造です。
  源泉です。飲泉もできるようになっています。基本的に午前は非加熱、12時から加熱始め13時前後から加熱状態で入れます。
  湯量が非常に多く、温泉の濃さも相まって本当に贅沢な湯浴みができるのです。
   この温泉の湯の濃さを示す、析出物ドーム。七色(は大げさ?)のどろどろがどんどんふくらんでいます。


湯上がりそば
  やっと奧会津エリアで決定打とも言えるそば屋を見つけました。三島町の道の駅もどき「尾瀬街道三島宿」内の食堂です。
  この食堂なんとざるそばに左の揚げたて天ぷらが付いて680円。驚異的な安さです。麺はやや田舎風の太麺でそばの香りがぷんぷんする、歯ごたえごきゅごきゅの豪快そばです。
  これに麺大盛りにしたのが左の画像。プラス100円です。つまり大天ざる(天ぷらざるそば大盛り)が780円なのです。
  おそばはつゆとよくあってそばの香り一杯、天ぷらもその場で揚げて出てきます。海老などの魚介類は入りませんが山菜やキノコなど十分なボリュームでした。






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