名前を伏せても画像を見ただけでわかる人には即わかる温泉ですがここは。ははは。 　　この温泉は以前は無料の共同湯というか「ほったらかし温泉」というか、そんな存在で有名でした。かつてはきちんと湯小屋があり、快適に入浴できる場所だったそうです。しかしこの温泉の最大の特徴は山奥のほったらかし温泉と言うだけでなく泉源に直に湯船をしつらえた足下自噴泉だったということです。	現在この温泉はすぐ隣にキャンプ場を併設した日帰り温泉として生まれ変わり、その時旧湯小屋も取り壊されたと聞き、大変残念な思いで一杯でした。がある時旧浴槽はそのまま保存されていると聞きやってきたのが一番上の画像です。確かにそのまま上ものだけが取り払われて生き残っていました。いまだに足下自噴泉です。しかし長い間放置された代償は大きく湯泥というか豪快な湯ノ花というかとにかくかなり汚れていました。

必至に『ふゆふゆ』を取り除く努力をしました。しかし、湯底には大小の石が転がっており、その凹凸のあちこちに付いたオレンジの湯泥は払っても払っても浮かんできました。	湯は夏向きのさっぱり温度で後から後から湯が湧いてくるのは何より快感でしたが、汚れがもう少し少ないともっともっと楽しかったのですが。
、Ｈ．１５．７月訪問

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