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むつ湾温泉
  国道4号線は青森から浅虫温泉を経由し、やがて下北半島との分岐を迎える野辺地町にさしかかります。ここで市街地を抜ける旧道とバイパスに分かれますが、このバイパスの方がかなり寂しい道になっています。
  その道沿いに「むつ湾温泉」は本当にひっそりと立っています。ここもある意味秘湯というのにふさわしい温泉だと思います。
  湯は薄い山吹色の湯で、冷鉱泉を加熱、浴感はきしきし系で味はありません。ユニークなハートマークの湯舟の丁度中央から湯が噴出しています。


  ドライブインも兼ねている印象でした。国道の海と反対側にあります。
  造りは全体的にレトロで好感が持てます。古い湯治宿か、共同湯のようなシンプルさでした。
  成分表。
  時が止まったかのような空間。一人旅でしたので、奥さんもおらず、女湯にも誰もいなかったので、物音一つしませんでした。   生憎の雨模様も手伝ってかなりどんよりした雰囲気。
  タイルが美しい湯舟でした。   足下自噴泉かと期待しましたが、違うようでした。


放置源泉
  余談ですが、むつ湾温泉の泉源のようにこの野辺地町にはあちこちにぬるい未利用源泉があると知人に教わり調べてみました。
  確かにあったのですが、これは私の守備範囲を超えています。
  こういうのがストライクゾ〜ンど真ん中の方にはいいのでしょうね〜(爆)。
情報提供Y氏感謝!


秘境 夏泊半島
  オレンジを通り越して本当に燃えるようなルビーレッドの夕日。陸奥湾には下北半島だけでなく、実は小さな『夏泊半島』もあります。この半島、海からいきなり山が生えているかのような切り立った断崖で周囲を囲まれており、内部にはほとんど車道のようなものがない、周遊道路をまわるくらいしか出来ない場所です。   そして一旦足を踏み入れれば、ぐねぐね細い道をたどらされ、浅虫から夜越し山付近までJRの駅2〜3区間しかない距離を大回りしてドライブすることになります。しかし、逆に内部はあまり人もあらず、先端の夏泊岬付近では静かな静かな夏を過ごすことが出来ます。
  当研究所わざわざ移動研究室でのP場所を求めて中に入ってきました。   半島内には温泉はなく、またスーパーやコンビニもありません。















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