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たらポッキ温泉
  青森市は言うまでもなく北海道への玄関口となっている県庁所在地の町です。背後には酸ヶ湯温泉始め名湯揃いの八甲田山系を控え、お互いに見晴らすことが出来ます。
  たらポッキ温泉はそんな青森市でもかなり郊外というか山中にありますがやはりトップクラスの現代の秘湯です。概ねの位置ですが国道7号線でJR奧羽本線の鶴ヶ坂駅への県道に入ってください。道沿いに見つかるはずです。こちらユニークな名前ですが、温泉をお持ちの食品会社の主力商品が『たらポッキ』というのだそうです。先に答えを言ってしまいましたが、魚介類を扱う食品会社(三幸食品)が製品を洗ったりするのに使う水(井戸水)が冷たいので少し掘って、地熱で少しでも温度の高くなった“水”を求めて掘ってみたら温泉が出てしまったと言う何とも羨ましい話(会社では水以外は用事が無く、更に機械に負担をかける泉質だったので当初は困ったという話ですが)の来歴を持つ温泉で、当初は無料の露天として開放していたそうです。(そのころ行きたかった!)所が、ただ気持ちいいだけでなく、泉質の優れた効能が口コミで伝わり、きちんとした施設にして欲しいという熱心な地元の嘆願に伴って現在の施設になったそうです。その効能豊かな泉質とは「ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉」でやや黄色というか褐色と言うかに色づいた温泉で、肌に優しく、特に地元ではアトピーに特効があると言うことでした。

営業時間 9:00〜22:00 無休 420円 TEL 017−788−1347



2008年5月の画像をご提供いただきました。(P氏感謝!!)
  青森県の浴場はどこに行ってもこんな感じです。   すなわち湯船の縁すれすれまで湯が来ていて、オーバーフローが目に見えるということですね。
  この温泉は画像の施設が出来るまで仮設湯だったということです。   そのころに入ってみたかったですねえ。
  この看板。涙ものです。曰わく:「全量放流しています」と。   湯船の縁全てからさわさわと湯があふれ、ただ捨てられているだけとは!!。
  う〜〜ん。本当にいいです。   また行きたいなあ。


※以下は2004年訪問時のレポです。

たらポッキ温泉
  小さな公衆浴場が会社の敷地に建っています。
  駅を目指せば絶対見つかります。
  自噴と明記してあるのが嬉しいところです。飲泉も出来、湯船は落ち着き、湯が気持ちいいです。















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