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鶴寿温泉
  鶴寿温泉は大沢温泉(富士見湖畔)と山田温泉(陸奥鶴田駅)の丁度中間ほどの場所にある日帰り湯です。何度も書いていますが、青森はどうしてこうも源泉数が豊富で、個性湯を持った日帰り公衆浴場(温泉銭湯)が「普通に」あちこちにあるのでしょう?どこも独自源泉の上に概ね何かしらの個性をもっているか、そうでなくても湯温が加熱の必要なく十分にあり、塩素も香らず、掛け流しであることがほとんどです。
  ここ、鶴寿温泉の個性はといえば、まず湯は「軽い塩味の軽いアブラ臭温泉」であること、そのアブラ臭温泉が公衆浴場では珍しい、立派な打たせ湯になっているので飛沫と共によく香ること、等でしょうか。また、小さな浴槽の水風呂も隠れ家のようなジャグジーもあり、実はアブラ臭はジャグジーが一番香ります。(攪拌されるからでしょうか?)


  富士見湖から鶴田駅方面を目指すと普通に通りかかる位置にこの温泉はあります。
  ここも62度もの湯が湧いています。
  件の打たせ。こんな旅館の岩風呂続きのような装飾の打瀬が350円の日帰り温泉銭湯についているのが、青森と言うところなのです。
  こちら、壁に埋め込まれたジャグジー(L字形)と水風呂(正方形)です。この水風呂のタイルがとても美しく、何度も温泉バカの誘惑に駆られました。
  上:手前は上がり湯です。湯は、この三角点から上がり湯と浴槽のそれぞれに注がれています。   塩味でアブラ臭というと、だいたいエメラルドグリーンかイエローグリーンの湯が多かったのですが、ここは透明に近かったです。













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