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屏風山温泉
  国道から木造駅の前後の県道へ入っていき、役場を目指します。ここの住所は「浦舟」となっていますので、あとは近所で聞いてください。
  屏風山温泉は「無明舎出版」の青森の温泉に載っている施設で以前から何となく行きたいと思っていながら、ロストし続けていました。
  しかし実際に訪問してみると、予感は本物だったことが分かりました。この温泉の湯はこの界隈ではそれほど珍しいというわけではない「強塩泉」に近いような塩湯なのですが、色や香りが他の温泉より優れている上、更にもう一つ当研究所の心を捉えて離さない、強力な湯舟を持っています。それは青森県のお約束、「冷鉱泉の源泉を直接ぶち込んだ水風呂」です。この温泉の水風呂は本当に珍しい実に美しい色を醸す「黄色」の水で、私は最初あまりに発色が良いので、当然お湯だろうと思って手を入れてみたほどでした。これは夏には最高のオプションです。ずっと熱湯に入って、冷鉱泉に入って、を繰り返してしまいました。


  Pも巨大な屏風山温泉。しかし、どうして青森の公衆浴場はこうも営業時間が長いのでしょう。まあ、利用者側からすると嬉しいことこの上ないのですが。(5時半〜23時)
  まず御湯です。美しい鶯色(イエローグリーン)で弱くアブラ臭、ちょっとツルヌルです。   浴槽に温度差はなく、手前の浴槽も源泉槽と同じくらい熱いです。
  塩湯お約束のあわあわ。   縁全体からすれすれにオーバーフロー。
  上:浴室全体。奥側中央が打たせ。左が件の冷鉱泉です。

  左:美しい。蛇口からじゃんじゃん源泉投入され、縁全体から均一にオーバーフローしていました。縁に光が反射しているのが、オーバーフローの証です。
  この存在感。これ(冷鉱泉)一つ入るのに道路でアビルマンされる方もいるというのに。
  これほど黄色よりの色で濃い色は本当に珍しいと思います。
  打たせ。
  大変幸運にもこれだけの規模の公衆浴場で完全貸し切りとなりました。   で、やっちゃいました〜〜。禁断の水風呂撮影。その内、青森の冷水だけの温泉バカ特集をせねば。




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