八戸温泉
  三八上北は青森では最も安価な温泉がそろう場所ではないでしょうか。概ね青森では温泉料金のイメージというと「300円台」を思い浮かべますが、この地域に関しては「200円台」が随分目立ちます。また、麦茶色、コーラ色、紅茶色などモール泉系の湯が多いのも特徴です。
  三八上北の文字の中では、唯一全国ネームなのが「八戸」です。八戸市周辺も実に温泉資源に恵まれた土地であり、青森らしい小さく地味で無名で有りながら、温泉水100パーセントの銭湯が数多く存在します。当研究所現在の所八戸の研究は全く進んでおらず、現在わずか2軒訪問したのみです。今後の課題となっている最も大きなエリアの一つです。
  八戸温泉は、今や新幹線駅となってしまったJR八戸駅から1qほどの場所にあり、県合同庁舎の近く、国道454号の並びに位置している大変目立つ温泉です。普通に車で走れば国道沿いに目にはいるはずです。所がそんな県庁近くのにぎやかなしかも交通量の多い国道沿いに建つイメージとは裏腹に、山奥のシブイ湯治宿のような浴室と泉質を持った特異な温泉なのです。こちら八戸周辺では本当にお勧め温泉です。是非お試し下さい。



  国道に面する八戸温泉。大きな看板が目印で、とにかく目立ちます。これだけ大規模な宣伝をしているのだから健康ランド的な高額の入浴施設を連想しがちですが、嬉しい裏切りに合うのです。
  こちらは食塩泉と呼ぶにふさわしい湯。かなりしょっぱいです。色からして温泉好きな方は「これはしょっぱいのでは?」と感じてしまうほどです。
  夕方とも呼べない比較的早い時間(15時頃?)に行ったのですが、青森の公衆浴場は出勤時間前や午後の比較的早い時間でも人がものすごく多いのです。
  いかがですか。このウグイス色。当研究所、初めて見た瞬間にかなりしょっぱめのイメージをもったのですが。











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