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三沢空港温泉
  三八上北エリアは青森では最も安価な温泉がそろう場所ではないでしょうか。概ね青森では温泉料金のイメージというと「300円台」を思い浮かべますが、この地域に関しては「200円台」が随分目立ちます。また、麦茶色、コーラ色、紅茶色などモール泉系の湯が多いのも特徴です。
  そんな中にあって三沢市は比較的夜遅くまでやっている都会の銭湯のような温泉が多いのが特徴です。歓楽街も夜遅くまでやっており、青森の中では異色の存在です。
  三沢空港温泉は文字通り空港のゲートの真ん前にあります。歩いて離発着便のダイヤを確認に行くことも出来るくらいです。(一般的な空港の感覚から行くとちょっと小さいですが)。で温泉ですが、非常にレベルの高い掛け流しの温泉です。ここは夜にぴったりです。24時まで開いているのも感涙物ですが、使いやすいシャワーが沢山常備され、いろいろな湯船があって、一日の疲れを癒し、体をゆっくり洗って後は寝るだけという場面に本当に合います。泉質も癖が無くさっぱりします。



  この看板の向こうでは爆音が飛び交います。
  この温泉は夜にこそ良いと思います。Pは常に満車状態。たった280円24時まで入れるのですから。
  そして内部。一番手前は寝湯型のジャグジー。体型に合わせてお尻のくぼみなどもつくってあり、極楽です。その隣は電気風呂。サウナは乾燥タイプとスチームの2種類付いています。更に奧の大浴槽の先の扉は露天へ。画像では見えませんが、水浴槽と打たせゾーンもあります。涙ものです。
  最後に左の湯船から右の洗い場に向かう湯のさざ波が見えるでしょうか。オーバーフローした湯が一枚岩の岩盤を洗う渓谷のようです。青森はこのような贅沢な湯の使い方をする施設が“スタンダード”なのです。
 













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