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東八甲田温泉
  三八上北エリアは青森では最も安価な温泉がそろう場所ではないでしょうか。概ね青森県内では温泉料金のイメージというと「300円台」を思い浮かべますが、この地域に関しては「200円台」が随分目立ちます。また、麦茶色、コーラ色、紅茶色などモール泉系の湯が多いのも特徴です。
  東八甲田温泉は道の駅「七戸」の裏手にあります。徒歩でも行けるほどです。(ちょっと歩きますが)。話がそれますが、この道の駅「七戸」、意外にグルメスポットが豊富です。特にお勧めは青森の郷土食「冷やしそば」。青森の冷たいおそばは「ざる」系の他に「ぶっかけ」系がよく見られ、当研究所よく食します。ここの冷やしとろろそばなどは安くてボリュームもあり、お勧めです。また、産直品や地元特産のお菓子なども多数見られ、”ここでしか手に入らない”というものもあります。
  さて肝心の温泉ですが、非常にレベルの高い掛け流しの温泉です。当研究所が褒める以上+アルファがあるわけですが、この温泉、最初小さな自家泉のような仮設のような木のお風呂(大人3〜4名用)でスタートしたとのことなのですが、現在の大浴場が完成後も昔の浴槽もそのまま使っています。この木の浴槽がとにかく落ち着き、良いのです。地元の方は小さいより大きいのが良いのかあまり来ないのでのんびり落ち着いて入浴できました。受付で聞くと簡単に教えてくれます。30分は貸し切りでした。



旧浴槽
  このとびらの向こうが目的地です。ちなみに受付から見えているところは大浴場の入り口で、旧浴槽との行き来は裸ではできません。
  いかがですか。この味・風情。ここに体を沈めてどぼんといくとオーバーフローがザザアとなり、嗚呼、もう想像しただけで又行きたくなります。ちなみこの画像はかなり古く(デジカメ買った時)、今のように画像の取り方を工夫していませんでした。
 こちらは最初の営業形態だったので、湯船だけでなく、きちんと洗い場やシャワーなどもあります。恐らくこの頃知っていれば、『現代の秘湯』発見となっていたはずで、ここにも紹介しなかったでしょう。 
  むふふ。これですよこれ。何とも言えません。

  源泉はバルブをひねることにより足され、入浴中はずっと掛け流しです。


新浴場(大浴場)
  この建物は新旧共通です。Pは大きいです。道の駅から徒歩で来れると書きましたが、車できてももちろん問題はありません。
  単純泉と言っても本当に色々あります。ここは本当に単純泉です。
  そして大浴場(新浴場)です。全体に木を多用した造りでこちらも気持ちいいです。だいたい公衆浴場の規模で之くらいの大きさの施設でこれだけ木を使っているのも珍しいと思います。(旅館ならともかく)
 洗い場が本当に川みたいになっています。青森の掛け流しはこういう所が多いのです。
  そしてこの湯面。普通にしていてもオーバーフローする訳です。











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