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でわの湯 湯の沢山荘 |
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国道7号のこの界隈には「でわの湯」「なりや温泉」「秋元温泉」「矢立温泉」「日景温泉」「相乗温泉」とわずかなエリアに全国に誇るべき湯治温泉が密集しています。この他ちょっと離れた「古遠部温泉」も含めれば、正に一週間日替わりで極上湯治が出来てしまう希有なエリアとなっています。 |
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この中で湯の沢温泉郷は国道7号からわずかにそれた渓流沿いの緩やかな坂が続く曲がりくねった細道をさかのぼった場所にあります。それぞれの施設はお互いに徒歩で優々行き来出来る距離ですのでお目当ての温泉のPが一杯の場合、先へ進むなり、戻るなりして停め場所を探し、後ははしごするということも可能です。(だいたい2〜300bくらいずつ点在します。
もう一つこの温泉郷のすごいところは、川沿いにこれだけ接近した源泉がそれぞれ皆泉質が違うと言うことです。泉源はでわの湯が1本、なりや温泉が2本(それぞれ異なる)、秋元温泉が1本となっており、わずかの間に4本もの異なる温泉が湧いています。 |
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でわの湯は「マグネシウム・ナトリウム塩化物泉」とありました。何の影響か分かりませんがこの温泉は浴室内の千枚田万枚田状態がものすごい範囲で広がっており、浴室全体が最初からそういう模様がつけてあったのかな?と思えてしまうくらいのスケールです。これでは温泉の管の管理が相当大変なことでしょう。しかし、このでわの湯の千枚田は多くの浴場でたいがい気持ち悪い生理的嫌悪感を伴うものであることが多いのに対し、例外的に何となく造形美を感じる美しい光沢を放つ物でした。湯は塩化物泉の名に恥じず、「塩辛い」もので「強塩泉」としてもいいのじゃないか?というレベルのものです。湯上がりは海水浴後のようにべたべたした感じになります。 |
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