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この温泉は東北の、いや日本の湯治文化を象徴する温泉の1つです。
宿泊して湯を楽しむのがお勧めですので、是非行かれてみてください。


古遠部温泉
  東北道碇ヶ関インターから国道7号を南下し、国道282号へ折れると山の空気は一変し、道も舗装路ではあるもののワインディングの走りにくいものへと変化します。途中看板を見つけたら更に左折。しばらく走ります。ここに全国に名を馳せる湯治宿「古遠部温泉」があります。この温泉はすでに全国区の知名度があり、多くの方の「1度は行きたい温泉」か、又は「行って良かった温泉」になっていると思います。まだの方はぜひぜひ青森へお越しの際には時間を作ってお立ち寄り下さい。
  古遠部の温泉はやはり立地自体が八九郎側に寄っていることもあり、炭酸鉄味で、八九郎の共同湯浴槽の湯に似ています。湯ノ花は沈殿していることが多いので、座ったり、トドったりすると湯に触れていた場所がオレンジに真っ赤っかという感じになります。しかし、何よりここのすごさはトドをした時に感じる湯舟からのオーバーフロー量です。確か1分間に500gとかなんとか。まあ当研究所はあまり成分表に書いてあることは気にしていないので数字のすごさも分かりませんが、とにかく洗い場が川になっているというのはここのことを言うのです。

営業時間 9:00〜20:00 無休 300円 TEL 0172-46-2533 一泊二食 6600円(冬期は暖房代+300円)





なんと美しい浴場なのでしょう!! 
湯船の縁ぎりぎりを湯がオーバーフローする様は温泉ファンを惹き付けてやみません。

2009年5月訪問された方に最新画像をご提供頂きました。(提供K氏・感謝!!)
浴室の外側。湯が洗う場所はまるで砂漠のよう。 周囲一面が変色しております。
入り口です。2004年訪問時から変化はない様子。 美しい!!








以下のレポートは2004年訪問時に作成したものです。
  山深い立地に完全に一軒宿として存在する古遠部温泉。
  湯小屋の外の廃湯が洗う場所には温泉オブジェが。周囲はオレンジの泥で一杯です。


  下:最近入り口を新調したようです。
  炭酸泉が洗う洗い場と急流のホワイトウォーターのような湯口。こここそ妙見・秀水湯の全国でも1番のライバルでしょう。   下:湯は若干白濁か、または緑がかって見えます。析出物で縁がコーティングされています。


  上:本当に洗い場を湯が流れていきます。   トドにこれほど向いた浴槽は少ないです。


  皆思い思いに湯を楽しんでいました。   ちなみに湯底もかなりでこぼこしています。










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