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薬研温泉
 下北半島は黄金の温泉密集地域となっています。有名な奥薬研温泉のかっぱの湯から全く知名度のない石神温泉や湯野川温泉などまで様々あります。
  薬研温泉は、ほったらかしの共同露天の宝庫である奥薬研温泉の数q手前に広がる複数の一軒宿の集まった地を総称して言う温泉です。周囲は原生林に囲まれた山深い場所に美しい渓流が流れ、秋の紅葉シーズンや新緑の頃には遊歩道の散歩が楽しいです。また、野営場やP泊場所も豊富にあり、奥薬研の無料露天と合わせれば静かな、却って怖いくらいの浮世離れした温泉生活が送れます。
  当研究所薬研温泉では、『古畑旅館』『紅葉荘』と2軒の旅館に入浴をお願いしましたが、古畑旅館は湯気のため全く画像が使い物にならず、今回『紅葉荘』のみレポートします。※平成18年現在紅葉荘は休業中。



薬研温泉
  薬研温泉はどこの施設でも単純泉と表記がありましたが(これは古畑旅館のもの)確かにこれほど何も特徴がない温泉も久しぶりです。
  こちらとほほな『古畑旅館』の画像。古畑さんは歴史がものすごく古い由緒正しい(上の由来によると大阪城落城の際の落ち武者が先祖らしい)旅館で浴槽は総ひば造りで大変立派な物です。


※火災により焼失。現在休業中とのこと。

旅館 紅葉荘
  薬研温泉のど真ん中に紅葉荘があります。
  シンプルな浴室は最高です。
  成分表からすると本当に源泉をただここに注いでいるだけの源直湯のように感じました。源泉は46.5度とありましたが、本当に福島飯坂の共同湯のように『うっ』と我慢して入る感じでした。夏にはきつい!!
  美しいタイルの目地にはやられました。タイル地ってなぜこうも温泉とマッチするのでしょう。
  源泉はこの岩を伝ってそのまま投入されています。



















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