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百沢温泉
  百沢温泉は岩木山神社の山門の西方、3〜400bの位置にあります。この温泉地には数軒の旅館や入浴施設が有るようですが、当研究所はその中から無明舎出版の青森の温泉に載っていた「株式会社百沢温泉」にいってみました。
  この温泉は青森では珍しい「含重炭酸弱食塩泉」と書いてありました。炭酸というと私は九州を思い出してしまいますが、増して「重炭酸」というとそんなに沢山は思いつきません。旅館は何となく公営の温泉を思い出させる味気ない建物でしたが、浴室に足を踏み入れた途端びっくりするはずです。なんとげろげろこてこての湯治宿然とした千枚田状態や筋肉もりもりのような盛り上がった析出物、どこもかしこも真っ赤になっていて、そこを爆流のような源泉がオーバーフローし、洗い場を洗っています。湯は昼間見ると緑色に見えるそうですが、当研究所なんと夜の締めに訪れてしまい、夜の顔しか見たことがありません。ここは他の施設も併せてもう一度行かねば。

営業時間 9:00〜22:00 無休 300円 TEL 0172-83-2226 素泊まり 4000円



2009年5月訪問された方に最新画像をご提供頂きました。(提供K氏・感謝!!)

以下の浴室内画像は百沢温泉の、いや青森県の温泉の質の高さを実感することの出来るすばらしい
ものです。湯船の縁をオーバーフローしていく湯と湯口からの投入量を存分に目で味わってください。




以下は当研究所の古いカメラで撮影したものです。差は歴然!!
宿泊も出来る株式会社百沢温泉。   百沢温泉郷には他に日帰り湯も国民宿舎もありますが、この施設が温泉ファンには有名です。
  上の画像と比較するとあまり内部の変化は内容です。 美しい!!



以下は2004年訪問時のレポです。

  しかし株式会社百沢温泉というのはユニークな名前です。九州に株式温泉というのがありますが、この書き方は間違いなく会社ですよね?
  何となく国民宿舎のような建物でした。
  温度もいい感じで湯は期待させる物がありました。
  上2枚:爆流のような源泉投入量です。湯口はユニークな電気掃除機の口のようでした。   下:浴室にはやや温湯気味の一人用湯舟があり、ずっとこっちにいました。
  上:湯舟の縁は段差がスロープへと代わってしまっていました。   下:大浴槽は若干熱湯ぎみでどうしても上の湯舟に逃げ込みがちなのです。










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