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大坊温泉
  水田が続く細い道沿いに突如出現するこの温泉は初めて青森県の公衆浴場に触れる人間にとっては「本当に大丈夫なのか?」という思いに駆られます。基本的に温泉街にある共同湯(例えば関東なら「草津」「四万」「塩原」など)以外は”入ってみる”まで安心出来ないと言うのが、公衆浴場というか共同湯以外の入浴施設のお約束だからです。しかし、ここまで幾多の温泉施設をご覧になって頂いたとおり、青森県のスタンダードは「青森県人にしか分からない」高い高いものなのです。いわば、青森は「掛け流し」で「塩素無し」がスタート地点であって、その先に何があるかというのが『青森スタンダード』なのです。
  大坊温泉は青森では本当に普通の掛け流し温泉です。しかし初めて訪問した方は、「湯がじゃんじゃん浴槽から溢れ」、「注がれる湯にごまかしはなく」、「浴室に塩素も香らず」、「循環もしていない」ことに驚きと感動を覚えるのです。


  初訪問時の姿。真夏の雷雨でした。
  2度目の日は花曇りでした。
  成分表にあるほど湯に特徴は有りません。
  初訪問時。湯が4辺全てから均一にオーバーフローしていました。
  2度目。何も変わっていませんでした。この時ラリーに参加。










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