温泉文化研究所(HOME) 》    青森県県別リスト 》    唐竹大湯









唐竹大湯
  同じ唐竹地区にあっても、唐竹温泉は公衆浴場然としているのに対して、こちらは公民館温泉=すなわち地区または組合で管理している共同湯に見えました。大湯は県道282号を走行中、唐竹温泉に到達する直前に進行左手に分かれて行く細い生活道路様の坂道を簡易郵便局方面に上がっていった方にあります。
  番台式ですが内部も全体にこぢんまりしており、共同湯らしい規模を保っています。こちらの脱衣所は床が妙に暖かく、床暖房にでもしているかと思い、お話を聞きましたが、どうも湯の一時貯蔵の為のタンクかもしくは配湯管が床下を通ってるかそんな内容(津軽弁はわっかりませ〜ん)でした。しかし、足裏が妙に心地よく、偶然の産物にしては冬はもっと重宝するだろうなと思いました。
  浴槽は本当に飾り気がない長方形のもので、三方を壁に囲まれています。


  郵便局の斜め前当たりに位置する大湯。
  二双子や大光寺と同じく、200円です。


  下:青森では最もシンプルなパタ〜ンの一つ、壁に囲まれた長方形の浴槽。
  湯は癖がないものですが、かなり熱めです。   県道から急に高度を上げてきていますので、窓外は崖からの眺めのようです。


おまけ  日本名水100選 渾神の清水(いがみのしっこ)
  唐竹温泉から県道282号を更に山に向かって進むと名水100選の一つに選ばれている「いがみのしっこ」があります。残念ながら若干加熱しないと生水のままではあまり飲用を奨励しない旨書いてありますがそれでもこんこんと湧く水を見るとわくわくします。   私は名水100選も機会が有れば必ずのぞくようにし、密かにコンプリートをねらっています。しかし最近は湧水の中のいくつかに地中の汚染がすすみ、生水では飲まないように書いてあるものが見え始めました。温泉には影響ないのでしょうか。
















温文研ホームへ 県別リストへ


inserted by FC2 system