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二双子温泉
  二双子温泉は青森では大変貴重な共同浴場という正式な呼称を持つ温泉です。その地元密着感は温泉ファンならば思わず「口元がゆるんでしまう」ものでしょう。発見には県道13号沿いにまず二双子の集落付近を目指し、エリアに着いたらためらわず地元の歩いている人に聞くことをお薦めします。(施設は道路沿いにありません。一応目印は「トビタバス停を入る」です)。到着したら、正面の奥入瀬商店で入浴券を購入しましょう。中に入っても結局現金入浴は出来ず戻ることになります。
  この温泉は湯が出始めた頃、仮設浴場か体験入浴場があると言うことで当研究所も一旦探してみましたが、当時はあまり関心もなく結局見つからないまま日が経ち、後に「きちんとした施設が建った」という噂を聞きました。
  内部は意外なほど公衆浴場然とした、言ってみれば一番「青森らしい」造りの浴場です。別府辺りに慣れている方は「共同浴場」という名前から期待していくとかなり違ったものに出くわすことになるでしょう。


  外観からはかなりわくわくしたのですが。
  う〜ん、ネーミングがいいですね。
  ところが本当に普通の浴場でした。取り立てて悪いところは一切ありません。掛け流し、塩素香らず、湯もたっぷり。
  こちら熱湯。浴槽はかなり深く、中腰で入ります。
  こちら適温槽。地元のおとうさんが一様に「良い温泉だろ?」と湯を褒めていました。こんな徒歩圏内の人密着の生活温泉たる真の共同湯が青森にもありました。
















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