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象潟温泉 道の駅 ねむの丘
  秋田県の海側の最南端、象潟町。(象潟町は周囲の仁賀保町と金浦町と合併し「にかほ市象潟町」となりました)。鳥海山・五合目を経由する快適なドライブロード「鳥海ブルーライン」の北側の入り口がこの町です。海からいきなり山の方角に高度を上げ始めるこの辺りの地形は逆から見ると山がそのまま海に滑り込んでいるようにも見えます。しかし、そんな海と山とのわずかの平地にこの象潟は全国的にも全く類を見ない観光地「陸の九十九島」を持っています。通常この「九十九島」とは海に浮かぶ無数の小島を指し、例えば、九州の佐世保の海や東北の宮城は松島の海などが挙げられます。しかしこの象潟の九十九島は海底が隆起して陸になった場所で元々海だった部分が全て水田に変わり、その中で元々島だった部分がそのまま小高い丘として残り、まるで「緑の海に浮かぶ島々」といった景色を造りあげているのです。
  道の駅 ねむの丘はこの陸の九十九島を見晴らす展望台を有した施設のことで九十九島の中央にある場所です。そして象潟温泉とはこの道の駅の展望台に敷設された温泉なのです。温泉は脱衣所から九十九島が、浴室からは日本海と壮大な水平線を180度展望することが出来ます。


  ずっと晴天続きだった空が前夜から突然泣きはじめました。夜は雨音が耳にさわり、なかなか寝付けませんでした。
  こちらも強塩泉。ポルダー潟の湯とかなり近い臭い・あじがしますが、こちらの方が色が明るいです。クリアオレンジとライトイエローの合成色という感じでしょうか?

  またこちらも同じく浴室内全体に甘いオリエンタルな香りが満ちています。
  内湯は2つあり、源泉槽と白湯ジャグジーです。   どちらも海に向いており、浸かった状態で水平線を見晴らせます。
   下:エセパノラマ写真。屋上展望室より。真ん中の画像が一番島らしい物が見えます。
  道の駅の裏には広場のようなものがありました。
  こちら黄色みがかったオレンジ色の湯。塩辛さは嘗めて味わってください。
  同上。
  サウナと水風呂がついていました。この湯舟も○。



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