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能代温泉
  秋田市の更にずっと北に位置する能代市。ここから日本海を眺望するJRの名物ローカル線「五能線」が鉄路を延ばしています。秋田の名物の中でも特に有名なきりたんぽで有名な街でもあります。
  この町に当研究所好みの温泉があるのを知ったのは全くの偶然、只の通りがかりでした。例のごとく無料クーポンがあったので、こちらの国民年金保養センター「のしろ」にお邪魔しました。「のしろ」は国道101号を市街地から北上してくると米代川を渡ったらすぐ左折するぐらいの場所にあります。そして国道に復帰しようと来た道と反対の更に北方向に進んだところ、いかにも”におう感じの”入浴施設がありました。こここそ当研究所のストライクゾ〜ンど真ん中の入浴施設「能代温泉 市民保養所 はまなす荘」でした。
  能代温泉には源泉が一本しかないようで、2つの施設には成分表に同じ源泉名が書いてありました。ところがこの2つの施設、明らかに浴感など湯の感じが違います。私見では「はまなす荘」のほうが近いのでよりフレッシュなのかな?と思いましたが、どうでしょう。(実際に訪問された方いましたらご感想をお聞かせ下さい。)


市民保養所 はまなす荘   路上から見える簡素な湯気抜き付きの湯小屋。初めて視界に捉えた時は「ジモ」発見かと思ってしまったほど、公共の温泉にはない”オーラ”を放っていた施設でした。更に湯は美人湯系の大変柔らかい湯で40〜41度の長湯向き、ツルツルスベスベする浴感が心地よく、見た目にも岩風呂風の湯船にタイルが映えて非常に美しく、北秋田方面では何から何まで気に入ってしまった温泉です。ここに来ずに当研究所の出入りをしてはいけません。
     
8時半〜21時。250円。
    極上。お勧め。
国民年金保養センター のしろ   この手の公営の施設としては最高レベルと言っても過言ではない、ある意味無難な温泉。矛盾しているようですが、中規模の湯船に源泉が掛け流し、オーバーフロー量も十分、塩素は全く香らず、シャワーにシャンプー・ボディシャンも完備、これって全く普通の温泉ですが、公営の宿で300円でこのレベルだとやはり無難だけど最高レベルと言いたくなります。
     8時〜21時。300円。


はまなす荘
  衝撃が走った湯気抜きだったのですが、Pの車が多すぎ、撮れませんでした。ちなみに大型車も全く問題ないです。
  痛い、痛すぎる画像です。之では何も読めない。確か泉質は単純泉で、泉温は25度を加熱と書いてあったような。
  湯舟の美しいタイル。
  全体に岩風呂風の一番のポイントとなっている源泉口。

  左側の壁にはシャワーが3基ほど並んでいます。
  上:天井は意外と無機質なコンクリ柱でした。

  湯はかなりツルツルスベスベし、浴槽の深さは丁度肩まで浸かるいい具合で、適温過ぎる湯も手伝って、先の予定(この日は不老不死まで行く予定だった)もぐだぐだになるくらい和んでしまいました。。(結局みちのく温泉再訪をカット)



のしろ
  こちらはより一般的な施設。
  しかし湯の使い方は結構贅沢でした。加熱泉なのに気前よくオーバーフロー。
  こちらで成分表撮ってました。たしかはまなすと同じ内容のはずです。



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  この他にも能代には秘密があるという噂です。

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