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大滝温泉
  大滝温泉は大館市内のJR花輪線の大滝温泉駅周辺に広がる温泉です。大湯温泉同様比較的きちんとした温泉街を形成していますが、残念ながらこちらには外来可の共同湯が温泉街の中に一軒もありません。かろうじて公共の日帰り湯「湯夢湯夢の湯」があるだけです。しかし、温泉街からもう少し視野を広げてみるとそこには、ゲキシブの生活共同湯の「軽井沢温泉」や「別所温泉」があります。こちら秋田県内でも屈指の共同湯です。ぜひご訪問下さい。


軽井沢温泉   駅とは川を隔てた”労災病院”の東側の住宅しかない地域にひっそり佇む生活温泉の色がかなり濃い共同湯。当研究所は移動研究室で乗りつけた所とにかく注目の的でした。しかし軽井沢とはユニークな名前です。関東の人間にとっては「軽井沢」「別所」といえば、信州の名にしおう有名観光地です。オリジナルと関連があるのか、元々の地名なのか興味深いところです。(北海道ならば本州から移住してきた方が愛着の念を込めて名付けた地名が結構あるのですが。例えば札幌からJR札沼線一本でいける「新十津川村」は温泉ファンには身近な地名の奈良県の十津川村から大規模災害の折りに移住した方々が名付けたものです。両村は現在も姉妹関係にあります)
  当研究所のレポの共同湯は小さなシンプルなもので東北では大河原温泉に似た感がありましたが、最近新築移転したそうで以下の画像の施設にはもう入れません。新しい施設はかなり似た感じのもので規模も一緒だそうです。
    6時〜22時。150円。
別所温泉   こちら大滝温泉とまとめてしまいましたが、少し性格の違う温泉です。それは大滝の温泉街とは遙か離れた山中の「別所集落」の温泉だからです。このわずかな民家しかない山間の集落になぜ共同湯があるのか最初は疑問でしたが、ここは独自源泉共同湯の様です。上記軽井沢温泉と並び正に当研究所ストライクゾ〜ンど真ん中の共同湯です。ぜひご堪能下さい。
    6時〜21時。100円。
湯夢湯夢の湯   公共の温泉ぽい感じの公衆浴場。上記の2つの共同湯と対照的に万人向けの公衆浴場。内湯・露天共にあり、シャワーやその他の施設完備でこの営業時間、200円は安いと言うしかありません。シャンプーや石けんなどの備品はなし。
    6時〜22時。200円。


軽井沢温泉
  駅から北に1q。温泉街とは無縁の住宅街の中にあります。この共同湯を囲むように住宅が建っています。周囲はP。大型車可。
  中央の「湯ごこち満点」のキャッチフレーズが印象的。
  確か独自源泉だった記憶が。


  もう一つピントが甘かった。浴槽内は激熱。掛かり湯を十分にして覚悟して御入浴のほどを。


別所温泉
  大滝の温泉街を後にし、細いアスファルトの県道66号を道の駅鹿角方面に進むと別所の集落につきます。   共同湯前がPですが、地元の方の車が4台もとまってしまうと網一杯です。一応夕方は避け、15時頃お邪魔したのですが、結構人はいました。
  温泉と人の距離がものすごく近いお土地柄なのだなとしみじみ理解出来る温泉です。
  部外者もたったの100円。管理されてる地元の方に感謝。
  一番左に注目。ゴミ箱を置かないのは大英断です。もしこれで運営上トラブルが少ないのなら、マナ〜が相当良い証拠。素晴らしいです。
  ここも独自源泉でした。
  脱衣所。
  浴室の扉としては珍しい、事務所か住宅用かという感じの扉。

  湯は実に適温でした。


湯夢湯夢の湯
  温泉街の中にかなりの敷地を有して存在する日帰り湯。もちろん大型車はP可です。その他ここは敷地内に温水プールも有し、色々”遊べる”ようでした。
  こちらは温泉街で共同で使っている源泉。
  露天。風が通り気持ちよかったです。内湯に比べて、塩素が目立たないです。ずっとここにいました。
  内湯。清潔でシャワー完備と来たら、当研究所の所長さん御用達です。ちゃんと掛け流しなので塩素さえ鼻につかなければ・・・・・。



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